店主 ごあいさつ

 

多くの方々に支えられ創業35年を迎えることができました。思えば長かったような、早かったような道のりでしたが、まだ目指す最高点の頂には届きません。

煎豆屋はバブル後期の1989年に自家焙煎コーヒーの卸問屋として創業しました。
当時、県内には自家焙煎のコーヒー業者は数えるほど。厳選した原料を受注してから焙煎、新鮮パックを売りに取引先は瞬く間に県内全域に広がりました。
やがて得意先のレストランで評判になったコーヒーの味が話題になり、この店と同じコーヒーが欲しいと人々が工場を訪ねて来るようになりました。
こうして始まった工場直営の挽き売りは29年になり、レジの顧客登録は3000名を超えました。
初めは面倒だと思っていた小売りでしたが、今ではコーヒーの評価がお客様からダイレクトに返ってくる事に醍醐味を感じています。この店頭で得たお客様の反応を、卸売りの商品開発に反映させることで好循環が生まれ、多くの得意先から高い評価を頂くコーヒーが出来上がります。
今後も慢心することなく、今まで培ってきた技術と経験を基盤に、更なる高みを目指し日々研鑽を重ねて参ります。
皆様の変らぬご愛顧を、心よりお願い申し上げます。

 

 

                    2024.01.01

 

 

煎豆屋店主 小田切 義人

2024/01/01

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