特大高気圧の青空

2021/10/03(日)

8月の盆休みは停滞前線で、9月は日曜の度に不安定で満足な登山が出来なかった。それが10月は1日(金)に16号が抜けて台風一過の快晴でのスタートになった。今日は青木鉱泉を起点に紅葉のドンドコ沢を登り、地蔵岳から観音岳さらに薬師岳と鳳凰三山を縦走して中道を下る周回コースを計画した。5:00冷たい空気の中をヘッドランプでスタートする。12時間後の午後5時までに戻って来る計画だが、状況によっては2通りの変更プランを用意している。ドンドコ沢は短い距離で標高差1700mを登る急峻な修行の道だ。それでも厳しい登りの途中には幾つもの豪快な滝が有って展望台から眺めたり、滝壺に下りたり変化に富んで楽しい。長い急登が一段落して沢の源頭部になると正面に地蔵岳のオベリスクが見える。紅葉も2500mあたりが見頃でダケカンバの明るい黄色が青空に映えて美しい。9:30森の中に静かに佇む鳳凰小屋に着く。先ずは水の補給だ。この先のコース上で唯一の水場だから水筒を満タンにする。豊富に流れる正真正銘の南アルプス天然水だから旨い。外に居たご主人に、もしも御座石温泉に下山した場合に青木鉱泉への難路を尋ねると親切にアドバイス頂いた。それにしても雰囲気の良い場所だ。余りの居心地の良さに30分も休憩してしまう。さて急ごうラストの登りに向かう。風化花崗岩の白ザレは滑るから牛歩戦術で稜線を目指す。やがて賽ノ河原の子授け地蔵群が見えてきた。それと、どうだとばかりの空の青さ、1028hp特大高気圧の青空だ。稜線に上がってしまえば展望は360度の大パノラマが広がる。目標の12:00霜柱を踏んで最高点の観音岳(2841m)に立つ。3週間前に登った雨の富士山頂も、2週間前に登った霧の農鳥岳も今日は文句なしに一望できる。やっぱり山は天気だな。ありがとう高気圧!次回もよろしく!(TX)
青木鉱泉05:00~観音岳12:00 7+00
観音岳12:30~青木鉱泉16:00 3+30