白山トレーニング43

2023/07/30(日)

ポケットの中でスマホが勝手にヘルスケアデータを記録している。歩数、距離、速度、消費カロリーなど日々の活動をもれなく記録して、週、月、そして年間のデータをグラフ表示してくれる。このグラフの中で特に注目している「上った階数」はトレーニングを含む登山の記録になる。年で見る1日の平均値は34階、今月の平均値は31階となり、4月の平均値51階に比べ40%も減っている。猛暑が原因だが、運動量の減少はすべてのデータに表れている。さて言い訳はやめて週一と決めた白山トレーニングに行こう。先週は朝食前、今週は朝食後のパフォーマンスを試す。湯村山12分、立ち止って給水とヘッドバンドを付ける。法泉寺山25分、直後の下りに倒木があり通過に手こずる。コル32分、この後トレランの青年に追われる形でペースが上がる。お蔭で第2東屋42分、給水の隙に抜かれる。それでも八王子山は45分50秒で通過する。先週より1秒早い。今日も最終区間はクールダウンで先週と同タイムでゴールした。帰路に見る第2東屋の温度計は先週より2℃高い23℃、今日の最高気温は甲府で39℃を予想している。SM
緑ヶ丘06:15~白 山07:07 0+52(23℃ 52.19.84)  
白 山07:15~緑ヶ丘08:05 0+50

白山トレーニング42

2023/07/23(日)

白山トレーニングの成果を試すトライはコースタイムの50%を目標にしている。最近の結果は(6/4御坂峠53%)(6/18茅ヶ岳52%)(7/2宝永山58%)(7/16丸川峠61%)と毎回50%に届いていない。白山(八王子山)では44%を記録できたのに何が原因なのか考えてみたい。朝の涼しい内に朝食前のパフォーマンスを試す。早朝の緑ヶ丘をクマゼミの声援を受けスタートする。湯村山12分、早くも汗が流れるが今日もヘッドバンドを忘れた。法泉寺山25分、タイムは厳しい。コル30分、歩きながらの給水は慣れた。後半戦の単調な直線の登りで疲れが出始めるとネガティブな考えが浮かぶ。この弱気な発想がタイムを阻害する最大の原因だ。ペースが落ちた分ストライドを伸ばせと自分に言い聞かせる。第2東屋41分、八王子山の目標タイムまで残4分は厳しい。汗が目に入るから頭を下げたまま、足元の路面だけ見て頑張る。八王子山は45分51秒で通過、何とか50%を達成できた。最終区間はクールダウンで行こう。白山ゴールは52分16秒、暑さに耐えてよく頑張った。 SM
緑ヶ丘06:15~白 山07:07 0+52(21℃ 52.16.69)  
白 山07:15~緑ヶ丘08:05 0+50

トライ丸川峠1

2023/07/16(日)

若い頃は我武者羅に登るだけで、道端に咲く花や森を彩る木々に対する関心はなかった。それが歳を取った今では、花の美しさや森の鮮やかさに強く惹かれる。今日は丸川峠でヤナギランの保護再生に取り組む只木さんからの「咲きそうだ」の知らせに、下界の暑さを逃れてトレーニングで登った。コースは丸川分岐(1032m)から丸川峠(1685m)まで標高差635mの急峻な尾根を登る。目標は標準タイム120分の50%で60分を目指す。ただ今日はザックに厳重にパッキングしたタマゴ12個と少量の野菜で7kgを背負っている。涼しい風が吹くミソギ沢を離れ尾根に取り付く。のっけから急登を頑張ると大汗が流れ、ヘッドバンドを忘れたことを悔やむ。休まず登る積りだったが、鳥獣保護区でザックを下ろして給水を摂る。小屋では早く着いて驚いた只木さんがコーヒーを淹れてくれる。花の名前も教えてくれる。ハルノキリンソウ、アザミ、シモツケソウ、ワレモコウ、ヤマオダマキ、チダケサシ、など14種が防鹿ネットの中に咲く。ヤナギランは蕾が大きく膨らみ(写真)今にも開花しそう。柳沢方面にヒカリゴケを見に行く。美しい苔の森が静寂の中に広がっていた。SM 
丸川分岐07:55~丸川峠09:09 1+14(1.14.21)
丸川峠11:05~丸川分岐12:20 1+15 

白山トレーニング41

2023/07/09(日)

うっとうしい梅雨の季節にも時としてあり得ないような晴天の日がある。これが休日なら嬉しいが願いは届かず、本来の梅雨の日曜日を迎えた。天気は悪くても熱中症警戒アラートはお決まりの様に発表される。トレーニングは少しでも気温と降水確率が低い時間帯をねらう。予報は10時頃から雨、ラジオ体操はパスして緑ヶ丘に向かう。念のため折畳み傘を持ってスタートする。鼓膜に刺さるセミの大合唱に蒸し暑さが増幅する。湯村山12分、のろし櫓で早目に給水。法泉寺山25分、調子が出ない。コルは30分、2回目の給水。後半の登りに入るが汗が半端ない。発汗量に対して持参した水500ccは少ない。少量づつ小まめに摂る。第2東屋42分、何とか八王子山を45分で通過しようと頑張ったが、46分が限界。ラスト区間も7分を要してゴールは53分、暑さに負けた。周辺には低い雲が流れ(写真)湿度は極限に近い。低山特有の高温多湿によるパフォーマンスの低下は当然と受け止め、我慢して白山トレーニングを続けよう。 SM
緑ヶ丘06:40~白 山07:33 0+53(22℃ 53.21.56)  
白 山07:40~緑ヶ丘08:30 0+50

宝永山でトレーニング

2023/07/02(日)

2年前に富士山から御殿場ルートを下山中に雨に降られ、宝永山を目前でエスケープした。その登り残したピークを踏破するチャンスは突然やって来た。土日に富士山を計画した山の会のメンバーが、土曜が荒天のため日曜に日帰りで宝永山に変更したのだ。7時に風土記の丘に集合、今日は文句なしの快晴だ。8時半、富士宮口5合目に着く。すでに満車で路肩駐車となる。9時25分、第二火口への入り口からスタートする。しばらく樹林帯を登り、尾根に出て景色は一変する。荒涼とした噴火口が現れ、正面に宝永山が聳え立つ。背後には太平洋に伊豆大島まで眺望が広がる。お鉢を六合目の分岐まで登り、第一火口の底まで下る。小休止の後リーダーから、この先は各自のペースで自由に登れと指示がある。火口底から山頂(2693m)まで標高差260mを登る。目標は30分、ストップウォッチを押してスタートする。直ぐに健脚のHさんが先行し、背中を追う形で懸命に食らいつく。傾斜が急になると足元は容赦なく崩れる。喘ぎながらも1ピッチ、二人一緒にゴールしてグータッチ。何時ものトレーニングは孤独で、誰か競う相手が欲しかった。帰路は馬の背からスコリアの火口壁を軽快に下る(写真)正面には御前崎が見える。 SC
火口底10:50~宝永山11:25 0+35(35.09.59)