魅力いっぱい笠取山

2019/05/30(木)

快晴の予報は外れたが、山頂は満開のシャクナゲが迎えてくれた。帰路は水干(多摩川源流)で喉を潤し、広大な草原の雁峠に寄り道して開放感に包まれる。清らかな沢を渡る涼しい風に吹かれ、若葉の緑が眩しい豊かな森を歩いた。ハルゼミの大合唱は賑やかでも、静かな平日の笠取山を存分に堪能できた。同行は今日が2回目の参戦となるM君(24歳)で、あり余る体力で軽快な歩行を見せる。これから色々な経験を積んで(上手に怖い思いもして)立派な山ヤに成長して貰いたい。山歩きの基本一番は読図だから、地図は取り出しやすいポケットに入れ、分岐では必ず地図を見る習慣を、同時に次のポイント到着時刻を算出する。理屈抜きの実践練習も、素直な性格だから飲み込みが早い。それに足も早いから計算タイムを大幅に前倒して山頂に到着してしまう。初めて見る木々や花に感動する感性と、飯を食べる速さにも、M君に山ヤとしての資質を見た。かつて雁の群れが上空を越えた雁峠からは、笠取山の名前の由来になる端正な陣笠(写真)の山姿が見える。この辺り6月中旬頃にはレンゲツツジが綺麗に咲くよ。これからも若い人に可能な限り山の魅力を伝えていきたい。
作場平08:40~笠取山10:30 1+50(ヤブ沢峠経由)
笠取山11:15~作場平15:00 3+45(水干/雁峠/一休坂/ヤブ沢経由)

「今日もありがとうございます」

2019/05/26(日)

闘争心むき出しで向かう湯村山トレーニングが、5ヶ月で20回目になった。消防があった先週は15時スタートで(22℃)43.59.08 と前回記録を3分も更新した。好天が約束された今日はクラブで王岳の予定が、葬式が出てしまい延期にさせて頂いた。トレーニングは休まず続ける事が大切だから、早朝の時間を利用して緑ヶ丘球技場に向かう。今日も全開!何時ものようにスタートから大股で飛ばすから最初の5分頃が一番つらい。やめて帰りたい気持ちを抑えるのが大変だ。弱い自分に鞭打って頑張る!湯村山12分、三角点25分と前回と同タイムで通過、前回の失敗は慣れない歩きながらの給水だった。今日は最低鞍部に下り切った呼吸が楽な平坦部で早めの給水とした。2東屋39分、この少し前に背後(20m位)からトレランの青年が迫り、追い越されまいとギアを上げてロングスパートに入る。風化花崗岩の白ザレが美しい路面に、履き込んだ5.10のガイドテニーは逞しくグリップしてくれ、最後は5mまで迫られたが何とか逃げ切った。2東屋~山頂を4分弱で登るとは、やっぱり競う相手が居ると違うな。前回のタイムを1分も縮める事が出来て節目の20回を飾った。「今日もありがとうございます」八王子神社に手を合わせ、3東屋で千代田湖の向こうに見える南アルプス(写真)の眺望を楽しんだ。
緑ヶ丘6:30~3東屋7:20 0+50(20℃)42.52.54 
3東屋7:30~緑ヶ丘8:20 0+50

登山と雷注意報

2019/05/12(日)

今日はクラブで鍵掛峠~王岳~五湖山~女坂峠の縦走を予定していたが、昼過ぎから発雷の予報が出て延期とした。山で遭遇する雷の怖さは長い間に何度も経験しているが、場所や標高などの規則性はなく、前兆と同時に落雷など、突然といった印象が強い。だから夏季の登山では雷注意報に神経を過敏にしている。まして同行者があれば自己責任では済まされない。午前中は大丈夫なので速攻で乾徳山(2031m)に登ることにして、ラジオ体操は休み6時半に自宅を出発、7時15分には徳和の登山口をスタートする。山好きが山梨に暮らす地の利だ。コースは10代から100回以上歩いているから不安はない。誰にも会わずに快調なペースで休まず登る。やがて道満尾根と合流すると、牧場から登ってきた先行グループが現れ、クサリ場の渋滞にペースダウンを強いられる。それでもコースタイムの65%で登ったから上出来だ。期待した山頂からの眺望は60点。地表気温の上昇で甲府盆地は霞み、富士山とアルプス南部は雲の中に隠れている。国師ヶ岳方面(写真)の空には積乱雲の卵になる千切れた積雲が見られる。予報的中!夕方からは局地的な豪雨で中央線のダイヤは乱れ、乾徳山がある狭東地方では雹が降り、特産の高級ぶどうに被害が出てしまった。
徳 和07:15~乾徳山09:45 2+30
乾徳山10:25~徳 和12:20 1+55(下山道)

初めての登山

2019/05/05(日)

山歩きに興味を持ち始めたが何も分からない、店の常連さんM君24歳をガイドして初めての登山を体験してもらった。今までに山菜取りの経験はあるが登山として山を歩くのは全く始めてだと言う。当初は笠取山を計画していたが、晴天のGWとあって相当の混雑が予想され、山の大きな魅力である喧騒から隔絶された静けさは期待できない。どこに登るか選択の条件は、人が少なく、抜群の眺望、危険レベルは低く、体力レベルは多少きつくても達成感は重視したい。あまり悩むことなく決まったのは御坂山塊の鬼ヶ岳(1738m)で、雪頭ヶ岳と双耳峰を成し、すぐ東の十二ヶ岳からは凄い迫力の鬼の顔に見える。コースは西湖畔の根場いやしの里(900m)を基点に雪頭ヶ岳~鬼ヶ岳に登り、大展望を楽しんだ後は主脈縦走路を西へ、鍵掛峠から根場に戻る標準タイム4時間50分の周遊コース。久し振りに若い人(40歳の差)と登る気分は良い。スタートからの快調なペースは急坂になっても落ちない。登山口の駐車場が遥か下に見える。眩しい若葉の道、先行する3グループ9名を追い越して、予定より30分以上早く穏やかな雪頭ヶ岳のピークに到着した。少し早いがランチにしようか。富士五湖は山中湖から精進湖まで四湖を見下ろす絶景(写真)を眺めながらの昼飯は最高だ。更に次のピーク鬼ヶ岳には南アルプス、八ヶ岳、秩父連山と甲府盆地の街並みを一望する360度の大展望が待っていた。
根場の里09:10~雪頭ヶ岳11:20 2+10
雪頭ヶ岳12:00~鬼ヶ岳12:20  0+20
鬼ヶ岳12:35~根場の里15:55  3+20(鍵掛峠経由)