第32回ふるさとの山に登ろう

2018/08/19(日)

クラブで毎年8月に計画している八ヶ岳、今年はベテランリーダーS氏が北八ヶ岳の天狗岳を計画した。天気は盆明けを境に大陸の乾いた空気に入れ替わり、北海道大雪山では初雪を観測、毎日出ていた雷注意報も消えて週末の晴天が約束された。自身は毎月第三日曜日の消防訓練に参加するため欠席の予定でいたが、参加希望者が乗車定員を超える8名となり追加の車も必要になった事で、消防を休ませて頂きSLとして参加する事にした。5時集合で高速を飛ばし6時過ぎには登山口の唐沢鉱泉に着くが駐車場はすでに満車、路肩に駐車して外に出ると想像以上の寒さを感じる。準備しながらS氏から時計回りか反時計回りか問われるが、どちらでもリーダーの判断に従いますと答える。内心は前回(2011・10・2)に単独で反時計を周回しているので時計回りに期待したが、的確なS氏の判断は最後に疲れた足で緩やかに下れる反時計周りを選択した。鉱泉前の橋を渡りスタートから急勾配の登山道に入ると雨上がりの苔が美しい。黙々と高度を稼ぎ森林限界の展望台に出ると歓声が上がる。素晴らしい眺望、槍、穂高、御嶽、中央、仙丈、鋸、甲斐駒、北、もちろん八ヶ岳の連山が青空に映える。やっぱり山は天気だね。大満足のメンバー9名がスリバチ池を右に見て(写真)天狗の奥庭を黒百合平に下る。
唐沢鉱泉06:30~西天狗岳10:20 3+50
西天狗岳11:15~東天狗岳11:35 0+20 
東天狗岳12:00~唐沢鉱泉17:05 5+05

三人揃って野菜を届けに

2018/08/15(水)

昨年は娘と二人、六本木峠を過ぎたあたりで降り出した雨が次第に本降りになり引き返した。今年も只木さんに野菜を届ける時期が来たが、連日の雷注意報とゲリラ豪雨の日々が続く。息子の休暇のタイミングと天気図をにらむとチャスンスは15日しかない。ミッション成功のカギは午前中、昨夜遅くに帰省した息子にも頑張って5時に起きてもらい大急ぎで支度を整え6時に家を出た。車窓から東の空を望むと大菩薩の稜線に掛かる積雲は薄く、時々切れて青空も見える。だが下界の天気予報が全く通用しないのが山の天気で、いくら経験して学習してもイメージと一致しない。 今日もスタートこそ日差しもあったが、僅かな時間の間に日が陰って暗くなったり、霧が立ち込め幻想的な雰囲気に変ったり、急に冷たい風が吹いたりと目まぐるしい。 施錠された小屋に着くと同時に、裂石から歩荷で登って来た只木さんと以心伝心一年振りの再開ができ感激。電気柵で囲った花畑と山小屋丸川荘の全景(写真)左手に毎年8月末の満月の夜に開催される峠の風コンサート広場が 見える。丸川峠特有の地形が天然の音楽ホールになり多くのファンが集う。
柳沢峠07:40~丸川峠10:05 2+25
丸川峠11:25~柳沢峠13:40 2+15