第26回ふるさとの山に登ろう

2017/07/09(日)

クラブの6月山行に計画していた御正体山(1682m)が天気で順延になり、暑いこの時期に決行となった。御正体山は東西南北から5本のコースがある道志山塊の最高峰(200名山)でグループ登山の利点を活かし、三輪神社で10名を降ろして道坂トンネル西口にマイカー2台を運び、大きな山体を誇る御正体山の約半分を踏破する計画だ。急ぎ神社に戻り予定通り出発する。神社脇からコンクリート舗装の林道を45分も歩かされ、水場になっている小さな沢を渡り山道に入るが、治山工事が山奥まで延びて再び作業道に。やがて尾根を切り崩した真新しく立派な舗装路を横断して、長いアプローチの末に本当の登山道に入る。ここから標高差700m樹林帯の急登が始まる。眺望が無いのは我慢できても、無風で蒸暑い単調な登りは苦行でしかない。それでも誰も文句の一つも無いのは、秋に計画している南アルプスに向けてのトレーニングと承知しての事だろう。暑さ対策に重要な小まめな休憩と水分補給で予定を少し遅れ、独特な雰囲気を放つ山頂に到着した。グループ山行で一番の楽しみはランチタイムだ。今日の目玉はWさん自家栽培の朝取りキュウリにSさん手製の味噌を乗せて振舞われ、暑い夏山で食欲をそそる最高の味を堪能する。帰路は起伏の緩やかな稜線コースを下る。雷雨の心配も無く、心地よい天然クーラーの風が吹きぬける中、メンバーの頬に笑みがこぼれる。山頂から下山40分、白井平分岐点で休憩する参加者13名(写真)元気にロングコースを歩き通した。
三輪神社08:25~御正体山12:50 4+25
御正体山13:30~道坂隊道17:10 3+40