両神山

2015/10/25(日)

早起きして山に行く日は眠りが浅く、風の音で目が覚めた。3:05天気図を見ると、秋が終わり冬の訪れを感じさせる典型的な冬型の気圧配置で東京で木枯らし1号が吹いたようだ。今日は秩父連山に5つある百名山の最後に残った「両神山」を計画して5:00に出掛けた。初めての山なので十分に余裕をもって行動したかったが、カーナビを過信した末に登山口に向かう林道を間違えて痛恨のタイムロス。予定は大幅に遅れたが、ガイドブックで見た登山口の丸太のハシゴを上り何とか山に入る事ができた。道は沢沿いの路肩が切れた難路で始まり、まだ色鮮やかな落ち葉をラッセルして八丁峠へ。尾根は終始クサリの連続で、数え切れないノコギリ歯を越えて山頂に至った。空は快晴で360度の大パノラマだが、風が強く体が冷えない内に下山と決めて来た道を戻る。帰路、東岳の直下から西岳(写真)が圧倒的な迫力で立ち上がる。険しい岩稜をたどる緊張が切れない難所を終え、八丁峠の展望台で遅い昼食にした。
落合橋07:50~両神山11:05 3+15
両神山11:25~落合橋14:40 3+15

第16回ふるさとの山に登ろう

2015/10/18(日)

10月18日は過去10年間の統計で、全国的に70%以上の晴れの得異日だとテレビで知り、11日に雨で流れた瑞牆山と思ったが、第三日曜は地域の清掃が有るため早出ができない。天気は申し分ないが、陽が短い事を意識し、一番近い茅ヶ岳を計画して参加者を募ると9名のメンバーが集まった。リーダーはベテランS氏にお願いして、自身はサブを勤め段取りを担当した。計画は千本桜に車をデポして、明野ふれあいの里から入山し金ヶ岳(1764m)に登り、茅ヶ岳(1704m)へ縦走、千本桜尾根を下る標準タイム4時間30分のコースを設定した。スタートは赤松林の清々しい道、標高が上がるに連れて紅葉が色を増し秋晴れの青空に映える。やがて露岩のやせ尾根となり、足元に爆裂火口跡を見て間も無く山頂に至る。若者グループで賑やかな山頂で昼食を摂り、靴紐を締め直して茅ヶ岳へ向かう。今日のコースでほぼ中間点になる鞍部の石門(写真)を元気にくぐるメンバー。
明野ふれあいの里09:10~金ヶ岳11:45 2+35
金ヶ岳12:30~茅ヶ岳~千本桜16:35 4+05

金峰山

2015/10/12(月)

乾いた空気が清々しい季節になり、毎朝ラジオ体操に参加する公園から八ヶ岳や金峰山が良く見える。昨日は雨で、ハイキングクラブの瑞牆山は中止になってしまったが、今日は文句なしの登山日和になった。クラブの仲間には申し訳ないが、ラジオ体操もさぼって川上村に車を走らせた。きんぽう山(山梨ではきんぷ山)は20回以上登っているが長野県側からは今回が初めてで、砂洗川を渡る分岐から金峰山小屋までが未踏の区間であった。歩いて一番に感じたのは登山道の整備が格段に行き届いていた事で歩きやすく、尾根が広い場所は両側にグリーンロープが張られ登山者への配慮がされている。またコース全体の傾斜も適度で、下りの膝への負担も優しく初心者や中高年にとって理想のコースと言える。今回で金峰山に至る一般4コース(東の大弛・西の瑞牆・南の荒川・北の川上)全てに踏み後を印すことが出来た。登山道と同様によく整備された金峰山小屋脇の展望テラスから(写真)瑞牆山と八ヶ岳を望む。
廻目平08:30~金峰山12:10 3+40
金峰山13:10~廻目平16:10 3+00

念入りに下見

2015/10/04(日)

14年前の2001年に山梨県で開催された全国植樹祭の会場であるみずがき山自然公園から、同時期に整備された遊歩道を富士見小屋に向けスタートしたが迷路のような道に迷い時間を費やしてしまう。今日は来週に予定しているハイキングクラブ瑞牆山2回目の下見で自然公園と富士見平小屋の間を確認するのが目的なのだ。30分程さまよい気が付けば見慣れたカンマンボロンに向かう道にいた。天気も最高だしこのまま頂上に登り富士見平小屋に下って相川さんに聞く事にした。大ヤスリ岩まで1.5時間で登ったが、一般道に出た途端に大渋滞で進まない。予想通り晴天の昼どきの山頂は大混雑だが、眺望は文句なしの360度(写真)眼下の大ヤスリ岩と南アルプス方面。紅葉はまだ少し早い。小屋では相川さんご夫妻と息子さんが忙しそうにしていたが、親切にアドバイスして下さり有り難かった。問題のルートは素晴らしい45分ほどの道、花が咲く季節が最高だそうだ。今朝ミスした場所を確認して、せっかちな自身の性格を改めて再認識した。
自然公園09:25~瑞牆山11:25 2+00(カンマンボロンルート)
瑞牆山12:00~自然公園14:15 2+15(富士見平コース)