山伏のヤナギラン

2014/12/07(日)

大菩薩で絶滅してしまったヤナギランを再生させようと懸命に取り組む只木さんに、静岡市の取り組みを紹介したNHKテレビの情報を伝えて3年が過ぎた。山梨と静岡の県境で安倍川山域の最高峰、山伏(やんぶし)は静岡県では唯一のヤナギランの群生地として有名で、大菩薩と同様にシカに食い荒らされ10株まで激減してしまった。それを静岡市がボランティアの協力を得て群生地をネットで囲み(写真)石灰で土壌改良を行い4年間で1500株のヤナギランを再生させた。3年前、只木さんに「俺が現地を見て来るよ」の軽口を思い出し2014年の最後に2014mの山伏を目指した。片道180km、県民の森を過ぎると雪道になり4時間のドライブを経て登山口に着いた。雪は予想以上だったが、風は弱く日差しには温もりが有り一汗かいて山頂に。日当りの良い南向きの草原、思ったより低く華奢な防護柵(ネット)、周辺の植生など、現地を見た感想を只木さんに報告しよう。
百畳峠12:10~山伏13:05 0+55
山伏13:40~百畳峠14:30 0+50