Y君と八ヶ岳へ

2013/09/22(日)

今まで山には全く関心が無かったY君だが、自治会の体育役員として何度かのハイキングを経験して山に魅せられた様だ。
三万数千円もする登山靴を買い近隣の低山を独りで歩いていると言う。
先輩面するつもりはないが山への切っ掛けを作った責任者として八ヶ岳の日帰り山行に誘い、基本的な歩行とクサリ場やハシゴ場の通過、地図を見て現在地の確認などを実体験してもらうことにした。
本格的な登山は初めてだが年齢は一回り若く体力自慢のY君だから天気と体調が許せば八ヶ岳の最高点2899mの赤岳に立たせてあげたい。
安全を第一に考え、コースは美濃戸を基点に南沢~行者小屋~文三郎尾根~赤岳~地蔵尾根~赤岳鉱泉~北沢とした。
天候に恵まれた3連休、登山口から大変な混雑で他の登山者にも神経を使う。
それでも急坂を登り中岳~阿弥陀岳へ続く稜線の文三郎尾根分岐(2700m)に立った時にY君から歓喜の声が上がった。
言葉も説明もいらない。この景色(写真)この風を心で感じれば良い。
いつも見ている八ヶ岳が明日からきっと違う物に見えるから。
美濃戸07:30~赤 岳12:10 4+40(南沢~文三郎尾根)
赤 岳13:00~美濃戸17:20 4+20(地蔵尾根~北沢)