難しい島の空港、逃げるが勝!

2011/05/08(日)

前線を伴なった低気圧が三陸沖に抜け快晴の青空が広がったが東海から関東にかけては終日北西の強風が予想される。
09:00伊豆諸島では大島、神津島、三宅島が、すでに北西の強風域に入っているが、なぜか新島だけ8ktと弱い。理由は分からないが時間の問題だろう?
着陸できない場合は引き返すプランで新島に向う。
富士川を南下して田子浦から駿河湾に出て大瀬崎に渡る。洋上は気流が安定しているのでフラップをマイナスセッティングにして快調に飛ばす。
天城峠を越え河津から外海へ利島、新島、式根島、神津島を視認して巡航降下に入る。
リモート回線の羽田管制から入手した風の情報は左30度クロスで最大20ktの強弱のある風。これに島特有の渦を巻く乱流が加わるので相当な覚悟を要す。
北西からオーバーフィールドする新島の進入パターンに入り、気合の最終旋回、高目のパスで速度をキープして突っ込むが大きく右に流されフルパワー~直ちに車輪を格納して上昇姿勢を取った。
帰路に東伊豆河津沖、高度2400mの機長席から下田の港(写真中央)と伊豆半島の南部を見渡す。見た目には穏やかだが強烈な西風が吹いている。
双葉10:10~新島11:00~双葉12:40 2+30

大菩薩連嶺の魅力 Ⅳ

2011/05/03(火)

大量の黄砂が飛来して汚れた空と不安定な天気でGWが始まった。
今日は、連休で帰省している息子を誘い丸川荘の只木さんを訪ねる計画だが、予報がころころ変り中西部は昼過ぎから雨の予報が出てしまった。
お土産に背負った野菜も重いので最短の牛首谷コースに変更して小屋で過ごす時間を確保した。
食後のコーヒーを頂きながらの楽しい会話は尽きないが、宿泊客は評判の料理に期待している。これ以上の長居は無用だ。
雨は今しばらく持ちそうだから帰りに黒川鶏冠山に登る事にして小屋を後にした。
車で三本木まで移動、空になったザックでは足取りも軽い。山頂で休憩中に雨が降り始め途中から傘を差して下山になったが、咲き始めたバイカオウレン(写真)の真っ白な花が苔の緑に映えて可憐な姿を見せてくれた。
牛首谷09:40~丸川峠10:40 1+00
丸川峠12:30~牛首谷13:05 0+35
三本木13:25~鶏冠山14:10 0+45
鶏冠山14:25~三本木15:15 0+50(原生林のコース)