空の散歩に御招待 Ⅱ

2007/02/25(日)

1週間前に雨で順延になった体験フライト「空の散歩に御招待」の8回目が晴天に恵まれた今日、無事に終了した。
初めての人を乗せる日は、パイロットにもそれなりの緊張感が求められる。
だからいつもより早めに飛行場に到着して、愛馬の点検に充分な時間を掛ける。
冷え込んだ外気温1℃の中でも愛馬の心臓はセル1発で元気に目覚めた。
試運転中の機内で、それぞれの自宅を右席から見つけ易い様にフライトコースや高度をイメージする。
それから、初心者を乗せる時の注意点を再確認してフライト準備OK!
写真は、フライト前のKさん( 保育園にお勤め )、10年振りの飛行機が、今日の初めての小型機でビデオカメラを片手に空の散歩を楽しんでいたが、自宅を見つけた時には感動の表情で喜びを表現してくれた。
実は一番緊張していたのはパイロットの私でした。でも空の散歩を体験した皆さんが楽しんで頂けた事は最高の喜びです。
もうすぐ通算で50人目を迎える「空の散歩に御招待」、これからも続けて行こう!
双葉09:30~双葉11:30 20分×4フライト 1+20

転ばぬ先のアイゼン

2007/02/12(月)

高気圧が張り出してきたから、今年初めてのクロスカントリーに期待して天気を調べるが、上空に残った寒気の影響で日本海側と東北は雪、伊豆諸島から西日本は西風が強く相当の揺れを覚悟しなければならない。
無理して出掛ける事もないだろう、半径15マイルのフライトプランを提出して1時間で盆地を何周回れるだろうか?などと話しながら離陸するが、直ぐに八ヶ岳に向かってしまうのはやっぱり山屋の性なのか?
しかし、大泉まで北風が入っていて清里の手前で八ヶ岳下ろしを受けUターン、茅ヶ岳経由で気流が静穏な盆地に逃げ帰った。
写真は、明野村上空2300m金ヶ岳の北面から右後に茅ヶ岳を見下ろす。
雪が無い南側の大明神開拓ルートとは対照的に沢筋ははっきりと白い。
暖冬でも山の北面(日陰)には雪が有るので転ばぬ先のアイゼンでアンゼン登山を心掛けましょう。
双葉12:50~双葉13:50 1+00