第36回ふるさとの山に登ろう

2019/11/10(日)

この季節2000m近い山頂で1時間以上もくつろげるとは、小春日和に恵まれたラッキーな山行であった。今日はクラブのメンバー7名で、小金沢連嶺の中央に位置し日本一長い名前の山として有名な牛奥ノ雁ヶ腹摺山(1990m)に登った。登山口への甲斐大和から湯ノ沢峠に通じる林道が台風19号の被害で通行止め、更には国道20号も法雲寺橋が流され不通に。このため双葉ETCから大月ICまで高速を利用して真木温泉を経由して大峠へと、遠いアプローチを余儀なくされた。先ずは黒岳(1988m)へ、標高差400mの急坂をブナの落ち葉を踏みながら頑張る。暑くも寒くもなく登山には理想的な季節だ。葉を落とした裸木の上には抜けるような青空が広がり、南にば雪化粧の富士山が美しい。ほぼコースタイムで黒岳に到着する。タイミング良く通りかかった単独の男性に集合写真のシャッターをお願いする。15分の休憩で快適な稜線歩きをスタートする。途中に昨年9月の台風による物と思われる倒木が目立つが、難なくクリアーして川胡桃沢ノ頭に着く。とても気持ちの良いピークだけど男女1組が休憩中だから休まず通過する。この先で急降下して賽ノ河原へ降り立ち、再び急上昇する本日のハイライトに向かう。登り着いた山頂には単独の女性が一人だけ居て、ここでもシャッターをお願いする。南に開けた広い頂上で楽しいランチタイムを過ごす。秋の日を浴びながら山頂直下の笹原を下山するメンバー(写真)正面の富士山は逆光で見えにくい。
大峠08:40~牛奥ノ雁ヶ腹摺山11:50 3+10
牛奥ノ雁ヶ腹摺山13:00~大峠15:40 2+40 TX