修験者の道

2011/08/14(日)

奥秩父連峰の盟主、金峰山(2599m)山頂に鎮座する五丈岩は甲府盆地からも望める巨岩で、その壮大な姿には神が宿ると崇められ信仰登山が盛んだった江戸時代には昇仙狭の金桜神社から五丈岩へ直登する参拝のための登山道が開かれた。
しかし林道が山奥まで開通した現代では長いアプローチを歩く必要もなく山頂が容易なものとなり、この表参道から人の姿は消えた。
この歴史ロマン漂う修験者の道に川上牧丘林道のアコウ沢橋を渡った林道脇(駐車スペース有り)から荒川に降下して合流した。
廃屋の御室小屋を過ぎると最後の水場があり直ぐにクサリ・ハシゴの険しい登り(修行)が始まった。
岩峰の上に立つと奥に目指す五丈岩(写真はズームで現実は遠い)と不思議なバランスの片手廻し岩が見える。
登り2ヶ所で道を見失った地点を、下りで確認すると些細なミスだった。
過信禁物!まだまだ修行が足りないな。
林道脇07:55~金峰山11:35 3+40
金峰山12:30~林道脇15:00 2+30