コーヒー栽培ブログ

種蒔きから752日、剪定のタイミング(2021-08-23 更新)

8月22日、昼頃に少しだけ青空が見えましたが、朝夕は雨が降り蒸し暑い一日でした。コーヒーの子供たちは不機嫌で生育停滞期のまま変化がありません。画像は挿し木で育てているグアテマラ産の剪定部のアップです。中央の茶色が5月中旬に剪定した側枝の部位で、直ぐ下の左右に脇芽が出て来ました。剪定から3ヶ月が経過しています。この経験を活かして子供たちの剪定を行う予定ですが、9月の下旬のタイミングが少し遅れそうです。あらためて気候が植物に与える影響と、育てる難しさを実感しています。何もかもが未体験の種からの栽培ですから、生育の停滞期が長いと不安が募るばかりです。雨はもう勘弁、酷暑の夏が恋しい思いです。

種蒔きから749日、停滞前線の日々(2021-08-19 更新)

8月19日、一週間ぶりの夏空を期待していましたが、今日も不安定で突然の降雨がありました。この時期としては気温も低めで人間には過ごしやすいのですが、植物の生育には何かと問題が発生します。全国各地に記録的な大雨を降らせている停滞前線の影響で湿度も高く、本来なら毎日の水やりが週2回で済んでいます。更には鉢土の表面に何やら白い物が?カビが発生してしまいました。直接的な害は無いと思いますが取り除き、表面の土を新しい物と入れ替えました。あと気になるのは気温の低下による生育の停滞が発生している事です。夏の間に大きく成長させて、秋のお彼岸ごろに植え替えを予定していますが、今後の天候次第!果たして上手く行くでしょうか。コロナに隠れあまり報道されませんが、この子達の郷里ブラジルでは寒波による霜害が発生して、世界一を誇るコーヒー農園に大変な被害がでています。世界的な異常気象もコロナと同等、人類にとって重大な問題です。

種蒔きから2年、12兄弟の記念写真(2021-08-02 更新)

8月1日、多くの皆様に支えられ煎豆屋は創業32周年を迎える事が出来ました。2年前の8月1日に30周年の記念に種蒔きしたコーヒーは今年の夏も元気に成長しています。種を15ポット蒔いて13ポット発芽、原因不明1ポット枯死(長男)、現在12ポットが生育中です。夕立が去って涼しいベランダで記念写真です。鉢上げの時期や微妙な環境の違いで生育にバラつきが見られますが、葉の色艶で判断する健康状態は良好です。また今年は猛暑が予想されていた割に猛暑日が少なく、連日の夕立のお陰で熱帯夜になる日が有りません。これは人間同様コーヒーにも有り難いことです。コーヒーは寒さはもちろん、暑さにも注意が必要です。日中は遮光が、夜間は換気が管理のポイントになります。