種蒔きから228日、初めての外気と春の陽光(2020-03-16 更新)
3月15日、3月に入って初めて氷点下の冷え込みになりました。昨日の雨が盆地を取り巻く山々では雪(清里で20cmの積雪)になり、良く晴れた今朝は標高1000m以上に砂糖を塗したような美しい景色が広がりました。幸い風が出なかったので寒さは感じられません。むしろ柔らかい日差しが心地よく、テレビや新聞を見ない限り、悩ましいコロナウイルスを忘れさせてくれる平和な春の一日でした。順調に生育している13ポットのコーヒーにも癒されます。そんな今日は余りにうららかな陽気なので、思い切って幼い苗たちを、初めて屋外に出して外気と春の陽光に当てることにしました。場所は日当たりの良い南向きのベランダです。その前にたっぷりの水やりが大切です。乾いた空気に当たって急激に乾燥するからです。写真は水やり直後で葉が少し下向きですが、3時間後に出先から戻ると元気な姿に戻り、日が陰った13時に屋内に取り込みました。
種蒔きから218日、長男と末っ子の成長状態(2020-03-06 更新)
3月5日、典型的な冬型の気圧配置で終日10m超の強風が吹き荒れました。それでも3月に入ってから朝の冷え込みは弱まって氷点下を観測する日はありません。特別に保育器に入れて厳冬期を乗り越えた末っ子も大丈夫です。もう夜間の湯たんぽの必要もなく就寝前の一仕事が無くなり楽になりました。それから成長に伴って手狭になってきた温室は、日中は暑くなり過ぎる事もあり、思い切って外に出すことにしました。あらためて13ポットを並べて観察すると成長の差に驚きます。全く同じ条件で種を蒔き、同じ環境で育てて来ましたが、その差は単純に発芽の順番で決まったようです。一番初めに発芽した長男(左)は本葉が10枚に、対して最後に発芽した末っ子(右)の本葉はまだ4枚だけです。さらに身長差は約3倍も違います。春に向かい管理が楽になる時期、これからの成長にどんな変化が現れるか観察が楽しみです。