コーヒー栽培ブログ

種蒔きから148日、双子ちゃんコーヒー(2019-12-28 更新)

12月26日、曇り空の寒い一日、夜半には冷たい雨が降り出しました。保育器に入れた末っ子は懸命に子葉を開こうと頑張っていますが、一方で温室の兄弟たちは成長が遅く全体に眠っているような様子です。そんな中で気になるポットが有ります。一つの種から二つの芽が出た双子ちゃんです。通常は成長の悪い方を間引くそうですが、自然にまかせ見守っています。確かに右側は子葉が開いた程度、対して左は爪楊枝の先程度ですが5、6枚目の本葉が見えています。末っ子とともに心配な存在ですが、それだけに可愛い存在でもあります。山梨の厳しい冬を乗り越えて元気に育ってほしいと願っています。

種蒔きから141日、末っ子を保育器に(2019-12-19 更新)

12月19日、時おり雲間から日も差しましたが底冷えの寒い一日でした。心配な末っ子はパーチメントの殻を剥ぎ取ってあげても身長4cmのまま、子葉が開く様子もなく完全に成長が止まっています。このままでは寒い冬を乗り切れず枯れてしまいそうです。生まれたばかりの小さな命を何とか救ってあげたい。そこで今日から、保育器(駄菓子のプラ容器)に入れて特別な環境で育てる事にしました。先ずは温度管理の対策です。日中は南向きの出窓で20℃を、夜間は底面に湯たんぽを敷いた保冷バッグに入れて15℃をキープ出来るように工夫します。あとは僅かに肥料を与え様子をみます。乏しい園芸の知識も総動員して出来うる限りの努力をすれば、思いはきっと通じて元気に育ってくれると信じています。

種蒔きから134日、成長の差(2019-12-13 更新)

12月12日、種蒔きから134日が経過した成長の差を顕著に表す画像をアップしました。温室(水槽)から取り出して、壁際に二つ並べてみました。どちらも同じ日に種蒔きしたのですが、発芽までに2倍の8週間が掛ったポットが右で、末っ子と呼んでいます。対して本葉の先端まで18cmあるのが長男です。環境も土も肥料も水やりもまったく同じなのに不思議です。気温が下がって成長が鈍くなった為か、末っ子はパーチメントの殻が割れず、本来は人が手を加えるべきでは有りませんが、数日前に爪で殻を剥ぎ取ってあげました。後は子葉が無事に開いてくれることを願うだけです。また長男の方は本葉が6枚になったら植え替え用の鉢に移植する予定です。いずれにしても元気で冬を越して欲しい。夜間の湯たんぽが生命線に思えます。

種蒔きから123日、1番は12cmに(2019-12-02 更新)

ついに師走スタート、種蒔きから123日の12月1日は小春日和の日曜日となりました。それでも数日前から最低気温が氷点下に下がる日が続き、温度管理の対策として就寝前に温室を包む毛布の中に湯たんぽを入れました。その甲斐もあり、ブラインドの隙間から射す朝日を受けた今朝10時の温室内は25℃まで上がっていました。ガラスの内側には結露もあり天板のガラスを外して換気します。温度管理が最も重要ですが、湿度の管理も大切です。乾燥が大敵ですが、過度の高温多湿も病気の原因になり注意が必要です。画像は温室の上部から見た様子です。1番は身長が12cmを超えましたが、ラストは4cmと成長に大きな差があり不思議です。