種蒔きから1年と90日、予想外の急激な気温上昇(2020-10-29 更新)
10月29日、高気圧に覆われた穏やかな秋の晴天が気持ち良い一日でした。気温も予想を大幅に超えて甲府では夏日に迫る23.9℃を観測しました。人間も汗ばむほどの陽気に植物の管理も大変です。朝晩は冷え込み、日中の窓辺は30℃近く、この急激な寒暖差はコーヒーの木にとっても大敵です。もう直ぐ訪れる厳しい越冬を控えて、最後の生育期を迎えるこの季節に出来るだけ体力を付ける必要があります。薄めに希釈した液体肥料を与え、ブラインドは半分ほど閉めて半日陰の状態にします。この日光の管理が一番大変で、特に秋の西日は油断すると葉焼けを起こし、木全体を枯らしてしまう恐れがあります。さて、今日は生育トップ3と末っ子をベランダに並べてみました。左から1番(双子ちゃん)2番、3番と並び、手前が保育器に入れて湯たんぽで温めた末っ子(樹高15cm)です。小さくても懸命に生きている姿が美しく愛おしく感じます。
種蒔きから1年と69日、予想外の急激な気温低下(2020-10-09 更新)
10月8日、台風14号の影響で冷たい雨が降り気温は急降下、11月下旬の寒さになりました。本来なら元気に秋の生育期を迎えるコーヒーの子供たちも寒さに震えているようです。それでも瀕死の状態まで弱っていた次男(1.23A)と長男(1.23N)もどうにか危機的状況を脱した様子で、新しい葉が育ち始めています。(※1.23は鉢上げ日※Aは種蒔きポット有り※Nは種蒔きポット無し)今にして思うのは単純に本葉の枚数で鉢上げしたのが原因でした。もう少しポットのまま生育させれば良かったと反省しています。さて現在のトップは双子ちゃん、樹高は30cmを超えました。身長は十分に伸び側枝が待ち遠しい毎日ですが、数日前に先端から二節目にヒゲのような物を見つけました。そして今日なんとかカメラのマクロ撮影で長さ2mmほどの側枝(画像の中央)を捉えました。今は台風が無事に過ぎ去り、穏やかな秋の晴天を願うばかりです。
種蒔きから1年と62日、休眠から目覚めました(2020-10-01 更新)
10月1日「コーヒーの日」、コーヒーが美味しい季節になりました。お彼岸を過ぎて急激に朝晩は寒くなりましたが、昼間は夏日の日もあり、体調管理が大変な時期です。さて、コーヒーの子供たちですが前回の更新から1ヶ月近く経過してしまいました。それは成長に変化が見られなかったからです。心配になって教科書をよく読んでみたら、生育が止まる時期が冬場だけでなく、8月~9月にもあると分かりました。結果、施肥に誤りがありましたが、ここの所の寒暖差で休眠から目覚めたようです。元気な新芽が出て新しい葉が見えます。今日は、全員そろってベランダで2時間の日光浴と自然の風に当ててやりました。それにしても、著しい成長の差に驚きです。大きい子と小さい子の差は3倍以上も違います。それが発芽や、鉢上げの順番と一致しないところが不思議です。それにしても、月日が経つのは早いものです。そろそろ越冬のプランを考えなければなりません。