山と空の間に(山行と飛行の記録)

「徹底的に好きなことに没頭したい」 登山とフライトの合間に
仕事をする。そんな暮らしが目標です。

清々しい晴天 2012年05月13日(日)

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初狩口10:20〜高川山11:10 0+50(男坂)
高川山12:00〜初狩口12:40 0+40(女坂)
昨日は北海道で季節はずれの雪が降り、今朝は乾いた北風の安定した清々しい晴天となった。
GW4日に登った笹子雁ガ腹摺山は天候不順で雷雨に遭い早々に退散したが、今日は雨具の心配はない。
冬場の体力維持を目的に始めた低山歩きだったが、春の訪れが遅かった今年は高山の残雪が多く、大掛かりな装備を必要としない低山の方へ自然と足が向く。
だが、標高が1000mにも満たない低山では夏場は暑さとの戦いで、特に風通しの無い樹林帯の中では不快指数もピークになるから予想最高気温や湿度を考慮して目的の山を選びたい。
今日は4日に登山口を下見しておいた大月市と都留市に跨る高川山(976m)に登った。
360度の展望が広がる山頂は30人以上の登山者で賑わい快晴の空には巻雲(写真)が流れ上空の強風を教えている。
 

天候不順 2012年05月04日(金)

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矢立の杉09:50〜笹子雁ガ腹摺山11:20 1+30
笹子雁ガ腹摺山12:10〜矢立の杉13:15 1+05
GW襲った大雨は去ったが上空に寒気が流れ込み大気は不安定で県内全域に雷注意報が発令された。
昨夜の予報で晴天時間が長かったのは県東部で、短時間に登降できる笹子峠から笹子雁ガ腹摺山に登り条件が許せば米沢山〜お坊山の計画で出掛けた。
国道20号の笹子トンネルを抜けて最初の左カーブを右に折れて旧道を笹子峠に向うが、昨秋の台風による崩落で矢立の杉から通行止のため林道を歩き、有形文化財に指定された笹子隧道(昭和13年開通)の脇から登山道に入る。
昔の人たちが足で越えた笹子峠は甲州街道最大の難所であったが、今では歩く人もなく落ち葉に埋もれていた。
峠からは尾根の南山腹を巻きながら進み2つ目の巨大な送電鉄塔の下を通過すると頂上(1358m)は近い。
雲に覆われ眺望に乏しい山頂(写真)で昼食中に雷鳴が響き2組いた登山者はそれぞれの下山路を降りて行く。
予想より早く降り始めた雨に計画を中止して往路を引き返した。
同じ頃、吹雪の北アルプスで生死を分けた遭難のニュースを翌日に知った。
山では早めの判断が鉄則なのに残念でならない。
 

下見 2012年04月30日(月)

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深田公園08:55〜茅ヶ岳11:05 2+10 (女岩コース) 
茅ヶ岳11:50〜深田公園13:35 1+45 (防火帯コース)
自治会体育班の野外活動行事として『ふるさとの山に登ろう』を企画した有志2名と共に現地下見で茅ヶ岳に登った。
昔は盛んだった地域の体育活動も時代の流れ社会の変化でソフト・バレーボールなどの集団競技は参加者の減少でチームが作れない年が続き大会の開催すら微妙な状況になって来た。
そこで昨今の登山ブームにあやかり登山入門コースとして我々が暮らすふるさとの山である茅ヶ岳で山歩きの初歩を体験して貰おうと考えた。
時期は入梅前の6月上旬で最低でも15名位の参加者を募りたい。
今日は昨日の30℃超を記録した高気圧は離れ、陽射しは無いが高層雲による物で雨の心配もなく登山には最適の条件に恵まれた。
山頂からは富士山〜南アルプス〜奥秩父連山と360度の眺望が楽しめ八分咲きのミツバツツジや幻の山野草も見れ、下見には勿体ないほどの良い山歩きが出来た。(写真は正面に金峰山、右手前が曲岳)
 

県境の尾根 2012年04月08日(日)

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石合川源流10:20〜高ドッキョウ12:35 2+15
高ドッキョウ13:45〜石合川源流15:25 1+40
静岡県との県境尾根で山梨県最南端の山になる高ドッキョウ(1134m)で昨秋から通い始めた南部町の山は5座目になり、この山域を構成する代表的なピークが把握できた。
今日もR52を往復200kmのドライブで休憩は道の駅とみざわ、ここから篠井山と同じ道を徳間方面に入り、石合橋を渡り狭くて荒れた林道を進み中部横断道のトンネル工事現場を過ぎて樽峠の登山口に車を停める。
国道からは快晴だった空も、山間部に入ると雲が湧くのは特徴的な山の天気とあきらめ、石合川源流の小さな流れを渡り見事なスギとヒノキの植林地を登って徳川家康も甲州入りに越えたという樽峠(724m)に着いた。
峠から南は静岡方面、東は平治ノ段経由で貫ヶ岳へ、今日は西に高ドッキョウを目指すが道標には2時間30分の表示があり、何を基準にと首を傾げてしまう。
ここから標高差410m快適な県境の尾根歩きをイメージしていたが、地図からは読めなかった小さなアップダウンが続き最後の登りはきつい。
写真は山頂まで約30分地点、南面が切れている清水方面展望所から期待した駿河の海だったが、残念な視界だった。
5年後にトンネルが峠の下を貫通するが、この山域の様相が変らない事を願う。
 

週末の天気が 2012年03月31日(土)

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今朝は出勤途中に舞鶴城公園で桜の開花を見つけて気分が高揚したが、なんと6週連続で雨の土曜日となってしまった。
春の行楽シーズンに入り県内各地の景勝地では観光客を迎える準備に忙しいが寒冷前線の通過に伴うこの嵐では拍子抜けだ。
明日は青空が期待できそうだが、気圧配置は冬型に変わり北西風の冷たい風に季節は逆戻りになりそうだ。
それにしても何か気候が変だなと感じている人も多いと思う。
春の気配を感じるのは陽が伸びたくらいで日中に暖かい日が有っても長続きせず朝晩の冷え込みは氷点下の日も多く、植物の成長も平年より随分と遅れていて梅と桜と菜の花が一緒に咲きそうだ。
そう言えば今年はまだウグイスの声を聞いていない。自然に生きる野生動物たちも近年の気候や環境の変化は敏感に感じていることだろう。
写真は25日に登った貫ヶ岳の帰りに立ち寄った南部町の白鳥山(568m)頂上から午後の日差しに積雪が光る富士山(3776m)の南西斜面を望む。
明日も時間が許せば南部町の山に登りたい。
 

山のむこうは青い海だった 2012年03月25日(日)

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中沢口10:40〜貫ヶ岳12:30 1+50
貫ヶ岳13:30〜中沢口15:10 1+40
遠い昔に読んだ今江祥智の「山のむこうは青い海だった」、本の内容は忘れてもこのタイトルが潜在意識に強く残っているのは、山国に生まれ育った海に対する憧れからだろう。
冬場の体力維持で始めた近隣の低山歩きだが、車で2時間も走り山梨県最南端の南部町まで来たのも、山のむこうの青い海への憧憬が大きな要因だと思う。
県境の貫ヶ岳(897m)山頂へ最短の登山口になる中沢地区から竹林や茶畑の間の道を進み登山道に入った。
のどかな雰囲気の集落からこの地域特有の高温多雨の気候が育てた見事な杉の植林地に入ると、優しい春の陽射しは遮られ真冬のように冷たい空気に身が引き締まる。
展望のない林のなか単調な道をひたすら登ること1+30で平治ノ段から続く尾根の焼山に出て右折、小さく下って登り返すとヒノキ林の静かな山頂に着いた。
東面の木立の間の富士山(写真)は静岡県側からの姿で、南東方面に駿河湾の海岸線が延びその先の伊豆半島までもが、本当に「山のむこうは青い海だった」
(洋上は春霞もなく最高の視程だったが、写真は逆光で残念だった)
 

ふるさとの山 U 2012年03月20日(火)

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林道ゲート14:45〜帯那山15:30〜林道ゲート16:10
週末の度に天気が崩れるパターンが続いていたが、彼岸の中日となった今日は県内全域に気持の良い青空が広がった。
気温も甲府で15℃まで上がりつつじヶ崎霊園に通じる武田神社の参道は墓参りの車で賑わいを見せていた。
午後からの僅かな時間を利用して、甲府市の北部で山頂は山梨市になる帯那山(1422m)に登った。
帯那山は生まれ育った町の北に位置して子供の頃から慣れ親しんだふるさとの山の一つで、今では山頂近くまで林道(クリスタルライン)が延びている。
中学校の遠足で登った要害山を右に見ながら車で楽々と高度を稼いで行くが、太良峠の先で冬季通行止(日陰で積雪10cm)となる。
泥んこの登山道を避けて車道を歩く。アヤメの群生地を越えれば昔のまま変らぬ明るく広々とした山頂がそこにあった。   ・・・ふるさとの山はありがたきかな。
写真は、眼下に日本の特別名勝に指定されている御岳昇仙峡が開ける山頂から甲府盆地と霊峰富士を望む。
 

霧の低山ハイキング 2012年03月18日(日)

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駐車場09:55〜兜  山10:55 1+00(一般コース)
兜  山11:45〜駐車場12:35 0+50(岩場コース)
土曜日は冷たい雨で彼岸の入りを迎え、明けて日曜日は県内全域で濃霧注意報の朝を迎えた。
山が遠のく冬場は近隣の低山で体力維持に努めようと、先週登った大蔵経寺山の東に肩を並べる春日居町の兜山(913m)に向う。
便利になった西関東道路の大蔵経寺トンネルを抜け鎮目ランプをフルーツラインに入れば登山口になる春日居ゴルフ倶楽部は近い。
だが時間の経過で霧は晴れるとの予想は甘く、登山道に入ると一段と霧は濃くなり傘を忘れたことが気に掛かる。
それでも、時折り山水画のような幻想的な風景が現れ、何度も歩みを止めて霧と山なみが織り成す自然美に見惚れてしまう。
写真は、山頂展望台から雲海に沈んだ甲府盆地と上層雲との間に右から根場の鍵掛峠から連なる御坂山塊と笹子の滝子山までの稜線を見渡す。
悪天候のこの日に出会ったのは単独行の3人だけ、1000mに満たない低山から見事な雲海を見下ろす貴重な経験をした。
 

自己批判 2012年03月17日(土)

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愛用しているパイロット手帳にはページ毎に標語が記載されていて3月頭の頁は「事故批判 する前にすべき 自己批判」 とあり、今の自分の胸に痛く刺さった。
自家用パイロットは定期的なフライト訓練により技量の維持に努める事が義務とされていて毎月1回単独で自主トレーニングを行っている。
それは2月の訓練、北風で荒れた気流の普段は使用しない双葉の西側パターンR/W33で4回目のタッチアンドゴーの時だった。
最終進入中、双田橋の直前(滑走路末端まで約100m)でスポイラーロック解除と同時に警報(赤ランプとブザー)が作動した。
何が起こったのか理解できないまま、手順通りにゴーアラゥンド(着陸やり直し)、車輪を格納しようとハンドルを操作するが回転しない。
焦る自分を落ち着かせ、原因究明は安全高度まで上昇してからとする。
結果は機体トラブルとの考えは誤りでお粗末にも単なる車輪の出し忘れだった。
理由は幾つかの負の連鎖が重なった為だが言い訳は通用しない。
毎年のように報じられる自家用機の胴体着陸をバカな奴だと捨て、自分は絶対に大丈夫だと過信していた。
完全に車輪は出したものと思い込んでいたから、もしも警報が故障していたなら間違えなく胴体着陸に至っていた。
そうなれば高価なプロペラも自慢の流麗なFRPの胴体もボロボロに、そして自身のパイロット人生も終っていた。
写真は、同型機から撮影した高度7000ftを巡航する愛馬の下面でもちろん車輪は格納されている。
 

祈りの山行 2012年03月11日(日)

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大蔵経寺09:55〜大蔵経寺山10:55〜大蔵経寺12:20
東日本大震災から一年の今日は静かな山で祈りたいと思い甲府市と笛吹市の境に位置する大蔵経寺山(716m)に登った。
甲府盆地の北東面は幾重にも山なみが連なり、その頂点である奥秩父連峰の北奥千丈岳から南に延びる長大な尾根の末端が大蔵経寺山で、甲府盆地のほぼ中央部に突き出たどっしりとしたその姿は山梨百名山の一座として、また手軽なハイキングコースとして人気がある。
登山口は温泉郷で有名なJR中央線石和温泉駅のすぐ裏手で、山名にもなった大蔵経寺が基点となり、駅から歩いてすぐに登ることができる珍しい山でもある。
春まだ浅い今日は出会うハイカーもなく、落葉の明るいコナラの森を山神宮経由で登り、展望台がある春日居町との境界尾根を下った。
あいにく富士山は雲に隠れたままだが、陽だまりから眺める街並みには人々の平穏な営みがあった。
震災の犠牲者に祈り、普通に生活できる幸せをあらためて噛みしめた。
写真は、中央に平等川、左に笛吹川が流れる笛吹市で右方向が甲府市になる。
 


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